【S14・最終2005】ゲンガブカグヤ

久しぶりにレート2000乗ったので構築紹介します。


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以下常体






【構築経緯】

長い間ガブカグヤを使っていたにも関わらず、有名な並びのゲンガブカグヤは使っていないことに気づいたためこの並びを使用することにした。

ガブリアスはいつも通りスカーフ、残りの2匹はゲンガブカグヤのテンプレに近い混乱実持ちと滅び型で採用。

4匹目は無難に水妖枠としてカプ・レヒレを採用。

残りの2匹には対電気性能や対ミミッキュアーゴヨン性能を求めた。中盤はメガラティアスヒードランなど試したが、最終的にはメガライボルトミミッキュに落ち着いた。





【使用ポケモン




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相棒枠。

リザガモスのストッパーになれる数少ないポケモンで、それらの居る構築にはほぼ全て選出した。

その他メガガルーラの削りを行ったり、メガゲンガーやカプ・コケコを上から叩いたり、幅広く活躍してくれた。

技構成はテンプレ通り。

最近リザガモス対面ステロが読まれるようになってきたため、勘で「引かない」と判断したら素直に攻撃していた。

少なくとも今期は、ステロはリザガモスよりはヒトム入りやマンダ入り、サンダーに刺すことが多かったと思う。やはり皆カグヤを非常に警戒していて、カグヤに打点を持つ駒は特に慎重に扱ってくる人が多かったため交代が読みやすく、ステロを撒いて次のサイクルで逆鱗を受からなくさせて勝つ試合が多かった。

火力と耐久が高くて水手裏剣やかげうちなども等倍のため、一貫さえ作れば止まりにくく、スイーパーとしても強力だった。

鮫肌 is god






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HB:特化ミミッキュの+2かげうち確定耐え
S:最速


普通の滅びゲンガー。

受けサイクルに選出し、サイクルカットを行う。受けサイクルの種類によっては後述のライボルトでも対抗できないこともないが、再生力絡みの無限サイクル等はこのポケモンを使わねば絶対に勝てない。

普通に対面性能も高いため、受けサイクル以外にも選出した。例えばヒトムレヒレグロスに対するヒトムの型判定及び処理係として選出していた。

技は滅びの歌、守るは確定。さらにゲンガーの「邪魔なポケモンを処理する」役割を徹底するためみちづれを採用。ラス1の積みエースに対して滅びと合わせて詰ませることもできる。ワンウェポンとして等倍範囲の広いシャドボを採用。

努力値調整はミミッキュ意識の調整、またはH188、D68(間違ってたらすみません)の例の調整から選択だと思う。

CSゲンガーと祟り目ゲンガーの存在から、自分はミミッキュが居ても選出を躊躇せずに済む前者の調整の方が活きると考えた。ゲンガーミラーは大体勝ってくれたし、ミミッキュ対面で調整が活きることが多かったため正解だったと思う。

とにかく影踏みという特性が強かった。今まで苦手意識があって使ってこなかったのが勿体無い。

今期はたくさん2連守る決めた。ごめんなさい。






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HB:ミミッキュの+2ゴーストz確定耐え
S:同族意識
B<D


こちらも普通の混乱実カグヤ。

ガブリアスやゲンガー、ライボルトからの引き先として非常に優秀だった。

必要最低限のBを確保しつつ、多かった特殊マンダのケア、さらに毒を採用しポリ2を役割対象としている関係で、Dに多めに振りダウンロード対策を施した。

宿り木ヘビボンは勿論外せず、放射もカミツルギクチートを迅速に処理するためには必須、さらに耐久ポケに刺す毒も必要で、守るを入れる枠が無かった。正直めちゃくちゃ欲しかったが、他の4つの技は抜くことで見れる範囲が大きく変わってしまうため、守るの枠は立ち回りでカバーできる分妥協した。

安易に選出すると起点にされて負けてしまうため、あくまでクッション、毒撒き、カバ対策など、しっかり役割を決めて選出することが大事だと感じた。

ゲンガブカグヤの主な勝ち筋はゲンガーを通す、ガブリアスを通す、テッカグヤで詰ませる、の 3つだが、自分はテッカグヤで詰ませるという動きが苦手で、相棒としてのえこひいきもあってガブリアスを通す動きばかり狙いがちだった。

現環境でこの並びを使うならばあくまでテッカグヤを軸にして考えるべきだが、それが出来なかったのはひとえに自分の実力不足でありテッカグヤには申し訳ないと思っている。








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C:ドロポンzでH4ミミッキュが確定
S:凍風後の最速ミミッキュ抜き
余りH


炎や格闘に対する補強として、ゲンガブカグヤに必須級の水妖枠。

重い電気タイプ絡みのサイクルに対し、短期決着を狙うためミズz型で採用した。

だいぶ前から使っている型のため、環境にはあまり適していないと思う。ヒトムにボルチェンで逃げられ、ガルドに上からzで吹き飛ばされ、宿守カグヤに嵌められたりと、Sにあまり振っていない弊害が多く発生した。

耐久を削ったレヒレを使うのが怖くて結局最後まで調整を変えなかったが、ガッサ抜きくらいはしてもよかったかなと思っている。

しかしものすごく強かった。レボルトコケコ対面で突っ張れる耐久と火力が素晴らしい。面倒なカビゴンと相手のテッカグヤも、瞑想からのzで幾度となく葬ってくれた。

凍風の枠は中盤までめざパ炎だったが、ライボ加入に伴い凍風に戻した。

HBではないのでバシャに後出しするのは無理。辛い。






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H:16n-1

HB:陽気ガブリアスマンムー地震確定耐え、陽気ランドロス地震62.5%耐え、特化ミミッキュのぽかフレ+かげうち確定耐え(全てA-1前提)

HD:無補正テテフのPFサイキネ確定耐え(特化は中乱数耐え)、特化アーゴヨンりゅうせいぐん81.2%耐え、d4アーゴヨン確1調整のスカーフゲッコウガ(c100振り)のれいビ2耐え

B<D

S:最速130族抜き抜き

C:余り


魔改造を施した毒ライボルト

ゲッコウガに強く、広い技範囲で多くの相手と撃ち合える性能に着目。さらに呼ぶ数値受けに毒を入れれば強いのではないかと思い、10万を切って毒を採用した。

カグヤと同じ理由からダウンロード対策を施している。一応D方面の調整意図は書いたがぶっちゃけダウンロード対策以上の意味はあまりない。加えてトレース対策でメガ前の特性は「せいでんき」とした。

コケコレボルトが初手に出てくることが多いため、とりあえずこのポケモンに相手してもらうことが多かった。有利対面というわけではないが様子見役としては最適だった。

このポケモンにはCSライボルトのようなスイーパー性能は求めていない。あくまで対面操作と毒撒きが仕事。

したがって繰り出せる回数を増やす必要があり、特にスカーフ枠に少しでも耐性を付けるため妙な調整を施したが、乱数が絡みまくる中途半端な調整になってしまった。しかも火力足りない。なんと無振りランドすらめざ氷で確定で落とせない。

ミリ耐えが多く、耐久に振ったことが間違いだったとは思わないが、もう少しいい調整があった気がしてならない。

初手カバ対面は居座って毒撃ち込む。たいていステロ撒いてくるのだが2000↑の方は皆ちゃんと地震撃ってきたので流石だなと思った。

ゲッコウガ対面は裏次第だがめざ氷か毒から入る。ボルチェン撃つメリットはほぼ無い。





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最速ミミッキュ

この枠に求めたのは対ミミッキュ性能、アーゴヨン性能であり、それをミミッキュで実現するためにも最速ゴーストz型にする必要があった。ABミミッキュに加え、やや重いテテフも調整に依らず一撃で落とせる。アーゴヨンはzで落としきれないためかげうちも必須。

ミミッキュアーゴヨンを見るだけならヒードランでもよかったのだが、取り巻きのギャラドスなどに無力で使いにくく感じたため、ばけのかわでストッパーにもなれ、呪いで起点化も回避できるミミッキュを採用している。ギャラドスには勝てるわけではないが、呪いで削りを入れた後に裏のスカガブで始末する。

起点化回避に加え、広い相手を削れることから呪いを採用、さらにトリルや雨ターンの時間稼ぎができたり、呪いと合わせてクチートを詰ませられるみがわりを採用した。

基本的にとんぼでみがわりが割れないため、重い雨パのペリッパーと対面させてアドを取ったりしていた。

カグヤを選出していない場合、ライボルトで毒を入れた後の引き先としても使えた。

なかなか面白い動きができ、使っていて楽しかった。






【重いポケモン、構築】



・追い討ちバンギベトン

受けサイクルと組まれるとまず勝てない。


ホルード

そもそもノーマル全般きついがこいつは特にきつい。襷型は対面から確実に勝てるポケモンがいない。諦めてゲンガーでみちづれすることが多かった。


・はらだいこカビゴン、免疫カビゴン

ゲンガーと対面させないと詰む。免疫カビゴンの方はレヒレでまだ何とかなるが…


フシギバナモロバレル

基本ゲンガーでしか倒せない。たまにガブリアスで勝てることはある。


・バシャバトン

バシャ単体ですら重いのにバトンまで考慮するとか無理。


・脱出トノラグ

ミミッキュで誤魔化せないため非常に辛い。







【後語り】


本当はもう少し早く2000乗せるつもりでしたが、結局3月末まで1800~1900をうろうろしていて、2000に乗るのは最終1日前になってしまいました。

600戦近くかかってしまったこと、前述の通りテッカグヤを使いこなせなかったことから、自分の実力不足を痛感しました。

しかし好きな並びのゲンガブカグヤで2000に乗れたのは素直に嬉しいです。

次シーズン潜るかはわかりませんが、もし当たったらその時は宜しくお願いします。





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読んで下さりありがとうございました。






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